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おせち料理作りのコツ(料理編)


おせち料理の出来は盛りつけにあり!


おせち料理作りの最後の大仕事であり、ある意味一番楽しいところでもあるのが、お重へ詰める盛り付けです。

もちろんお重を使わないで、一人分づつ盛りつけたり、画像のように大皿に盛り付けるという方法もありますが、やはりおせち料理はお重に詰めて仕上げたいですね。

お重への詰め方は、地方によってさまざまなしきたりがあるようです。

昔は砂糖が貴重品でしたので、甘味を中心にした口取りを一の重、二の重には焼きものや煮物を詰めるのが一般的だったようです。

また、和食全般に言われているのが奇数の方が縁起が良いということ。ですからお重に詰める料理も奇数を意識して詰めていきます。

しかし、実際に詰めてみると偶数の方が詰めやすいことが多いような気がします。その時は、縁起ものの植物やあしらえの松やちょろぎなどを入れてなるべく奇数になるように調整すると良いですね。




お重に実際に詰めるときのポイントは、彩、味のバランスなどを考えて綺麗に見せるように考えます。色の配色が引き立つように隣り合わせにしたりするのがポイントです。

また、この画像のようにメモ用紙で配置をラフに書いて実際に色をつけてみると、黄色の食材が隣り合っていたり、色合いが綺麗ではなかったりするのが良く解ります。検討するには良い方法だと思います。

実際にお重に詰めるときには、様々な小道具を使うと華やかになります。例えば南天、ゆずり葉、松葉、裏白などの縁起の良い植物やお正月用のアルミカップや少し長めのバランなど・・・。また、柚子の中身を取って器にしたり、皮を片抜きで抜いて飾りにしたり・・・。

では、次のページで実際のお重への詰め方について、過去に作ったおせち料理を使って説明してみたいと思います。



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