2016年(2015年末)・おせち料理作り日記、メモ
2016年新年用・2015年の年末に作った新年のおせち料理作りの日記、メモです。
おせち料理作りの過程をご紹介します。おせち料理作りの参考にしてくだされば嬉しいです。
2015/12/25 おせち料理作り・準備
2016年新年用・おせち料理作り・スタートです
まず最初に「今年はどのようなおせち料理を作るか?」を考えることから始まります。
そのときに手助けになるのが、様々な料理本や料理雑誌、インターネットなど。それを観ながら、あれこれと考えていくわけです。
料理を考えるときに一番大切なことは「自分で食べたいもの、家族に食べてもらいたいもの」を選ぶということ。また、最近では「お重への盛り付け」のことや肉、魚のバランス、栄養面でのバランスなども考えたりします。
でも、お正月ですからあまりシビアに考えるのではなくてやはり「食べたいもの、食べてもらいたいもの」が中心になります。
料理本や雑誌などから候補を選ぶ
たくさんある雑誌などを観ながら、まず最初は品数や難易度などを考えずに目についたものを選んでいきます。そしてどこに掲載されていたのかわからなくならないように付箋を挟んでいきます。
ある程度選んだら、付箋を挟んだ料理をメモなどに書き出します。
今年はこの段階で約30種類くらいの料理が候補にあがりました。
料理を絞っていきます
料理を絞っていくときに僕が基本的にしているのが、まずは祝い肴、そして肉の料理、魚類の料理、煮もの、そして甘味、このように大きく分類してから選んでいくことです。 この考え方に沿ってまずはピックアップした料理から類似の料理をどちらにするか、選択します。
例えば今年の場合は「茹で豚の香づけ」と「牛ステーキの味噌漬け」と「鶏ささみの味噌漬け」を選んでいたのですが、これはすべて肉料理ですから、ここからひとつに絞っていきました。 また「海老松風」と「海老の丸ごとせんべい」と「海老の含ませ煮」を選んでいたのですが、海老を使った料理をひとつに絞り込んでいきました。
このような感じで絞っていくわけですが、もちろん「どうしても食べたい」ものや家族などから「あれ食べたいね」などとリクエストがあったものは優先的に選ぶようにしています
料理本や雑誌以外の選択
基本的にはおせち料理や正月料理を特集している雑誌、インターネットなどを観て選んだりしているのですが、もちろんこれだけではありません。
例えば、過去に作った料理や普段作っている料理なども当然ながら候補にあがります。
ただ、いざおせち料理のメニューを考えようと思ったときになかなかそのような料理って思い浮かばないのですね。ですから普段から「これ美味しい…よし来年のおせちに…」と言うような視点をどこかに持っていることが必要ですね。
また、おせち料理は家庭料理ですから、普段作っている料理でも十分よいと思ってます。少しだけ良い食材で少しだけ丁寧に作れば立派なおせち料理になりますからね。そんな料理がもしあればおせち料理の候補のひとつに加えると良いと思います。
また当然ながら創作料理も候補のひとつになります。でも、この時期になかなか考えるのは大変かと。 僕の場合、この部分は料理研究家さんや料理人の方にお任せして基本はそのレシピを使わせていただき、あとは僕なりにアレンジをさせていただくようにしています。
料理が決まったら買い出しリスト作成
料理が決まったらまずすることは今まで雑誌などに挟まっていた付箋を一度全部取ります。そして参考にするレシピのところに新たに付箋を入れて、さらに付箋には何の料理か名前を書いておきます。
実はこれをしておかないと選んだ料理レシピがどの雑誌のどこに掲載されていたか、わからなくなってしまうんですね。料理を段取りよくストレスなくするために必要な作業だと思ってます。
これが終わったら今度は、レシピに必要なすべての食材と調味料を書きだします。そして、買うもの、家にあるものをわけます。なるべく経済的に仕上げるには家にあるものは二重に買わないようにします。
そして買い物リストを作っていざスーパーへいくわけですね。
スーパーへ行く前に日程調整
買い物に行く前に、大体の日程を決めておきます。僕の場合は何日に何を作るかを大体決めています。
例えば今年の場合は、今日(26日)に乾物(黒豆やごまめなど)そして野菜(持ちの良い根菜など)を買って来て、今日中に黒豆の下ごしらえと数の子の塩抜きをする予定です。 そして明日は祝い肴4種を作る…さらに生ものについては28日に買い物に行って29日は甘味や少し日持ちの長めのもの、さらに30日はたまご料理や肉、魚料理を・・・。と言う感じです。
これも年末の忙しさの中でのことですからあくまでも大体で良いと思います。ただし、最終いつまでにすべて作り終えるか?だけはしっかりと決めておくと慌てることが少ないと思います。例えば、30日中とか31日の午前中とか。
自分が楽しむことが大切
このような感じで今年のおせち料理作りがスタートしました。まあ、もう何年もこの作業をしていますから慣れの部分もあります。
でも「何を作ろうか?」といろいろ想像を膨らませていくときが楽しい作業だったりしますね。とにかく自分が楽しんで作ることが大切ですから。
と言うことでまずは買い物に行きます。
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