おせち料理作りのコツ(準備編)
おせち料理の食材で早く購入できるものはしておく
もう何年もおせち料理を作っているベテランの方であれば、年末の際になっても対応が出来ると思いますが、わたしは基本的に12月30日にピークを持っていくようにしています。31日は結構忙しかったりしますね。そして出来れば31日はゆったりと過ごしたいので・・・。
スタートとしては、12月に入ると「何をつくろうかな?」と半分楽しみで献立をいろいろな本をみたりしながら考えます。実際に動き出すのは25日くらいからまず献立を考えます。 そしてここで買い物のリストを作っておきます。これは買い忘れを防ぐと言うことと、買うことができるものは早めに買うためです。
年末のスーパーの特におせち料理に関わる食材の高いこと!
ですから買えるものはおせち価格(?)になる前に買って来ることをお薦めいたします。例えば、乾物などは早めに購入しておいても腐るものではありませんので機会を見つけては購入をしておきます。わたしの場合は画像のように乾物は早めにまとめて購入するようにしています。
また、野菜、とくに根野菜なども保存さえしっかりとしておけば、少し早めに購入をしても大丈夫ですね。もちろん肉や魚などの生鮮は間際に購入することになります。
さらに忘れてはいけないのが調味料です。普段使いのものの残りをしっかりとチェックして購入できるものは早めに購入をしておくようにします。
おせち料理作りのスケジュールを大雑把に決めておく
まずはメニュー作りをしっかりすることです。何を何品作るのか?を考えるわけです。わたしの場合は、完全に本などのレシピを参考にしています。
次は具体的にどうおせち料理を作っていくか?と言うことですが、ここでおせち料理作りには大きな障害があるんです。
それは普通の食事も平行して作らなければいけないと言うことです。これは案外苦痛なところ。
ですからいつもの料理作りの中で空いた時間も上手くおせち料理作りに持っていったり、平行作業をしたりして効率よく作りたいものです。
そのためには、事前にいつ、どの料理を作るか?と言うことを大雑把でも良いので決めておくことです。
例えば、27日は「黒豆」と「かずのこ」28日は「たたきごぼう」と「昆布巻き」と言う感じです。
これをある程度決めておかないと、「さあ黒豆を煮るか」と思っても実はその日に煮ることができないのですね。なぜなら黒豆は煮汁を煮立たせて黒豆を入れてから一晩置く必要があるからです。27日に黒豆を作りはじめるのでしたら、前日の26日に下処理をしておかないとスタートが一日遅れてしまうわけです。また「かずのこ」もその日に作りはじめることはできません。塩かずのこは塩水に浸してやはり一晩置く必要がありますから。
これを防ぐためのポイントは、参考レシピを良く読むと言うことです。
特に下処理の仕方、そして下処理の中で一晩おくものや水に何十分や何時間浸すものなどが結構ありますので。
そのためにもいつ、どの料理を作るのか?を決めておくと、必然的に下処理をいつまでにしておけば良いのか?が明確になりますね。
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