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山菜と放射能について

今回の福島原発の事故では、特に山や山林の除染に時間が掛ると言われています。ストレートにこれを受けると、山に生息している山菜と言うのは放射能により汚染されている可能性が高いと言えます。

でも、実際はその場所場所で測定をしないと、何とも言えないところがあります。街中であってもホットスポットと言われるところがありますから、山の中ではもっと顕著にそれがあると考えられますね。

結局は
その山の汚染度合いによって、そこで採れる山菜に影響があるのか、そしてその場所がホットスポットになっていないかによって、山菜の汚染状態には差があると考えられます。

ですから、今回の福島原発の事故で、どこの山にどのくらい放射能が飛散をしたのか、ということを把握した上で山に入って、山菜採りをするのが最低限の自己防衛策と言えると思います。

チェルノブイリ原発事故では、山や山林が汚染されました。いまだに山の入り口にはキノコなどを採ることに注意喚起を促す看板があるそうです。また実際にキノコを食べ続けたことで内部被ばくということも起こっているそうです。

結局のところは、山菜を食べて良いかどうかというのは、その都度測定をするのが一番安全と言えます。つまり個別の判断が必要になるので良し悪しは言えないということですね。

ですからある意味、通販や店舗で山菜を購入される場合は、そのあたりがクリアされているのかを気にした方がよいかも知れませんね。

たとえ福島や東北の山菜であってもクリアしていればまったく問題はないとわたしは思いますので、無用な風評だけは立てないようにしたいものです。

■放射能と放射性物質の違いは?

そもそも、よくメディアに登場する「放射性ヨウ素」や「放射性セシウム」というのは放射能とは違います。

放射能とは物質が放射線を出す能力のことです。そして「放射性ヨウ素」や「放射性セシウム」は放射線を出す物質であり、放射性物質と言われるものになります。

放射線は物質を通り抜ける性質があり、もちろん人のカラダも放射線を通します。そして人が放射線を受けることを「被ばく」といいます。

ご存じの通りに「被ばく」には2種類の被ばくがあります。大気中の放射線をカラダの外から受けるのが「外部被ばく」で飲食物などの付着した放射性物質を摂りこみカラダの中から放射線を受けるのが「内部被ばく」ですね。

WHOの2004年飲料水水質ガイドラインによると年間で自然界からの被ばく量の世界平均が、2.4マイクロシーベルトだそうです。その内訳は・・・

外部被ばくが  宇宙線 0.4マイクロシーベルト
         地殻ガンマ線 0.5マイクロシーベルト

内部被ばくが  吸引(おもにラドン)1.2マイクロシーベルト
         摂取(食物、飲料水)0.3マイクロシーベルト

ということです。

放射線は遺伝子のDNAを傷つけると言われています。それが微量であれば人間の治癒能力で問題なく修復がされるそうです。しかしこれが多量になると修復が追い付かず遺伝子に異常をきたすということです。これが放射線障害の原因になるとわけです。

問題なのはこの微量の値ですよね?

たぶん、自然界からの被ばく量の世界平均値であれば大丈夫なのかどうかも、ハッキリと明確になっていない感じがありますね。これは学者さんによっての諸説あるように放射能についてよく解っていないところがあるようです。

放射能の場合はしきい値がハッキリしていなくて直線的に影響がでると言われています。つまり2.4マイクロシーベルトなら安全、それ以上な危険、というものではなくて、限りなくゼロに近い方がよりベターなわけです。

でも、安心につなげるためには、どこかで線を引いてもらいたいですよね。

■ベクレル、シーベルト、解りにくい単位!

ニュースなどを観ていても混乱するのがベクレルとかシーベルトという単位ですね。また、年間でのデータや1時間あたりの数値など、その数値も混在しているのでより解りにくいです。

まずは「ベクレル」です。

ベクレルは放射性物質が一秒あたりにどのくらいの放射線を出すかを表す数値です。つまり、放射能汚染の程度というか放射性物質の量を表す単位と言えます。ですからニュースなどで「基準値の●倍の○○ベクレルの放射性物質が・・・」と言ったりするわけです。

それに対して「シーベルト」は放射線が人に与える影響を表している数値です。これはつまり影響の大きさを数値で表していて被ばくの量の程度を表していると言えます。

ちなみに1シーベルトは1000ミリシーベルトです。さらに1000ミリシーベルトは100万マイクロシーベルトになります。ですから、前に紹介をした自然放射線での被ばくの年間世界平均である2.4ミリシーベルトは、0.0024シーベルトということになります。

ではベクレルとシーベルトの関係ですが、たとえば・・・

ほうれん草から500ベクレル(ベクレル/kg)の放射性セシウムが検出された・・・としますね。

これはほうれん草1kgあたりに500ベクレルの放射性セシウムが含まれているということです。しかしこれはあくまでも放射性セシウムの量を表示しているに過ぎないのですね。

人体への影響は先ほど話をしましたがシーベルトで表される数値です。ですから、この放射性セシウムの量をシーベルトに変換しないとカラダへの影響の大きさが解らないのですね。この変換に使う数字は「実効線量係数」と言います。これは、放射性物質やそこから出る放射線の種類などによって決まっていて一定の係数ではありません。

ちなみに計算式はこのようになっているそうです。

 放射性物質の量(ベクレル/kg) × 食べる量(kg) ×  実効線量係数

 = 食べた後、人に50年間に渡って影響を及ぼす大きさの総量(ミリシーベルト)

たとえば、300ベクレルの放射性ヨウ素が検出された野菜を成人が1kg食べた場合は、その人のカラダがその後50年間に受ける放射線量は0.0048ミリシーベルトです。

また、200ベクレルの放射性セシウムが検出された牛乳を、成人が1kg飲んだとすると、その人のカラダがその後50年間に受ける放射線量は0.0026ミリシーベルトです。

このようになるそうです。

国際放射能防護委員会(ICRP)では平時の一般の人の被ばく量の参考レベルを年間1ミリシーベルトとしています。自然からの被ばく量の平均が2.4ミリシーベルトですから、年間1ミリシーベルトという参考レベルが、どのくらいの意味なのか解らないところもありますが。

でもわたしの場合などは、毎年健康診断で胸部CTを撮っていますから毎年約7ミリシーベルト・・・さらに胃のレントゲンも撮っていますので毎年約0.6ミリシーベルトの自然の被ばく量にプラスして放射線を浴びているということになりますね。

自然被ばく量を平均値で計算すると普通に生活をしていてもわたしの場合は年間で約10ミリシーベルトの被ばく量になりますね。また、ブラジルのガラパリでは自然放射線量が年間10ミリシーベルトだそうです。ですから、そこで生活をしていてなお且つ、一年に一回CTを受けているとそれだけで年間約17ミリシーベルトの被ばく量になるわけですね。

それを考えると、先ほどの例の野菜の0.0048ミリシーベルトや牛乳の0.0026ミリシーベルトというのが微量であることが解ります。

但し、子どもさんの場合は実効線量係数が成人よりも約10倍程度大きな数字を使って計算をします。

たとえば、食品安全委員会の資料では放射性ヨウ素の実効線量係数は
成人の場合1.6×10万分の1に対して
幼児の場合が7.5×10万分の1
乳児の場合が1.4×1万分の1としているそうです。

また乳幼児の場合は、食べた後70年間の影響の総量が算出されるということです。

ですから、子どもさんの場合はシビアに考えることが必要と言えますね。

■放射線のカラダへの影響は?

放射線のカラダへの影響についてですが、カラダに影響がでるというのは被ばくによって放射線障害が発生する
または、発生率が高まることを言います。しかし、実際にはその影響についてはよく解らないところがあるのが現状です。

放射線の影響には2つの障害があります。ひとつは「急性障害」、もうひとつは「晩発障害」です。

まず急性障害というのは、大量の放射線を短期間で浴びたことによって起こる障害のことを言います。

急性障害は、細胞分裂が盛んな組織や臓器に現れやすく細胞死によって引き起こされます。皮膚が赤くなる、ただれる、白血球が減る、毛髪が抜けるなどの障害が現れ放射線の量に比例して症状が重くなります。

急性障害については、たとえば原爆被害者さんやチェルノブイリ事故、東海村で起きたJOC臨界事故などから研究が詳しく行われています。

それに対して、良く解らないとされているのが今問題になっている微量な放射線の影響、つまり晩発障害なんですね。

晩発障害は白内障、がん、白血病、胎児の成長や発育障害などがあると言われています。

放射線はDANを傷つける作用があり、その損傷が続くと細胞のがん化につながるとされています。しかし実際にがん化の要因になると言われているのは、放射線だけではなくて野菜や魚の焦げや紫外線、タバコなど多くの要因があります。

また、傷ついたDNAを自然に修復する能力を人間は持っています。さらに、日本人の死因の1/3はがんですからがんの発生と放射能の因果関係について調べることはかなり困難なことだそうです。

またこれが学者さんで意見の分かれているところで、ある学者さんは年間100ミリシーベルトは大丈夫、また違う学者さんは50ミリシーベルト、さらに違う学者さんは最大で5ミリシーベルトまでという具合にいろいろなんですね。

まあ、確かに、たとえば、子どものころに何らかの被ばくをしてその人が何十年後かにがんで亡くなった場合、その因子が、被ばくのためなのか、タバコなのか、食材なのか・・・それを特定することは難しいと言えばそうですね。またそのためのサンプル調査を多くの人を対象として、行うことも難しいと言えますよね。

しかし、今回の震災で多くの地震学者さんが予測やメカニズムに対して異例の反省をしたのと同じことが起こらないように・・・つまり「やっぱり○○ミリシーベルトは安全ではなかった」という反省が出ないように頑張って欲しいと思います。

(参考・引用: 栄養と料理・2011・6月号)




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